「この遮音壁、お父さんがつくったんだよ」。
子どもに誇れる仕事です。
道路の安全に直結する『構造物』を守る仕事。
大学では土木系の学部を専攻し、就職課に寄せられた求人表の中から日本ハイウエイ・サービスの存在を知りました。「スケールの大きそうな会社だな」という興味からスタートし、入社後は施工管理技術者としていくつかの事業所を経験。以来一貫して有料道路や高速道路などに設置されている『道路構造物の保守・メンテナンス』業務に取り組み続け、現在は関越道事業所の一員として、関越自動車道上にある構造物の補修工事などを手掛けています。高速道路上には、ガードレールやフェンス、標識、遮音壁など、様々な構造物が存在します。事故や災害などでそれらの構造物にトラブルが起きた際に、速やかにメンテナンスを施していくことが私たちのミッションです。事故などで標識が破損したという連絡を受けたら、まずは現場に調査に出向き、状況を確認・調査する。必要な部品や新たな標識などを取り寄せ、補修工事のスケジュールなどを立案し、工事規制の申請などの事前準備を経て補修工事を行っていくというのが基本的な私の仕事の流れです。
経験を重ねてもなお、新たな発見がある。
入社以来10年以上にわたり経験を重ね、入社12年目には主任に昇格しました。入社して10年以上経ちますが、この仕事は非常に奥深く、まだまだ経験していないことがたくさんあります。実際に、いまだに年に1度は「初めて経験する工事」を担当する機会があるほど。社内の資料を調べたり、同僚たちに質問したりしながら、新たな知識を吸収していけるよう心掛けています。また、資格取得の面でも『1級土木施工管理技士』『1級造園施工管理技士』などは取得済ですが、今後は現場で役に立ちそうな『高所作業車運転技能講習』なども受けていきたいと考えています。この仕事の最大のやりがいは、手掛けた仕事が形になって残ること。私の場合、時折、家族で関越道路を利用することがあるのですが、子どもに「この遮音壁(騒音を低減するために設置される壁)はお父さんが工事したんだよ」などと伝えるたびに誇らしい気分になります。今後は、技術はもちろんマネジメントスキルにも磨きをかけて、さらなるキャリアを追求していきたいですね。
1日のスケジュール
-
7:40
出社
今日は少し早めに出勤。事務所の前で元請け会社さんが現場代理人と打ち合わせを行うので、その場に同席し、内容を共有します。
-
8:00
始業
始業時間になったら、まずは朝会からスタート。その後、協力業者さんとミーティングを行います。一足先に現場に向かっていただき、工事のための交通規制を張っていただきます。
-
9:00
外出
交通規制が完了したタイミングで、遮音壁の交換プロジェクトの現場に到着。工事の進捗状況を確認し、品質管理・安全管理などを行っていきます。
-
12:00
ランチタイム
事務所に戻ってお弁当を広げます。
-
13:00
現地調査
破損した標識の調査に出向きます。状況を正確に確認し、補修に必要な材料(新たな標識、セメントなど)などを洗い出したら事務所に戻って発注などをかけ、補修工事のスケジュールを立てていきます。
-
16:00
事務作業
書類整理などの事務作業を行います。元請け会社さんにお出しする日報などの書類や写真を整えていきます。
-
18:00
終業
書類整理をしたかったので、1時間ほど残業。明日の業務の確認をして「おつかれさま!」